保育案内

子育てアドバイス

0才 赤ちゃんが最初に興味を持つのは、身近にいる人の顔だと言われています。お母さんの“いきいき”とした“言動”“笑顔”やさしい感受性は、0才児の不安や警戒心をときほぐし、情緒的に安定するのです。わかっていても、心から笑顔がでないこともあるでしょう。そんな時は、自分を責めたり我慢したりしないで、そばにいる誰かに頼ってくださいね。保育園はいつでもお母さん お父さんの見方ですよ。
1才 排泄の回数や間隔が決まりはじめて、尿意を感じるようになり、その合図が大人に伝わってくるようになってきたら、トイレトレーニングの開始の合図です。失敗しても、叱らず励ましてあげましょう。また、この時期は、いたずらが多くなり、「だめよ!」と、つい禁止してしまう言葉を使ってしまいがち。大人から見ると“いたずら”かもしれませんが、子ども側からすると、「あれは何だろう?これ触ってみたい!」など、知的好奇心でいっぱいなんです。なるべく「だめよ!」と言わなくていいように、触られてこまるものはしまうなどして、2才前半までは子ども中心の部屋の環境にするとよいでしょう。この時期にやりたい放題して育った子どもは、将来、チャレンジ精神旺盛で意欲的な人間に成長します。
2才 自我の主張による反抗期の始まりです。そんな時は、子どもが何を訴えているのか、聞いてあげ、どうしたいのか?どっちがいいのか?を選択させるとよいでしょう。怒っていることが正当な場合は、怒りの気持ちを認めて受け止めてあげ、なるべく要求に応えるようにします。しかし、わがままで攻撃的な時は、我慢する力を育てるために、きちんと言い聞かせることが大切です。または、ゆずること、順番があることなどを伝えてみてくださいね。
3才 自分以外の子どもに興味を示すようになります。友達と同じ事を一緒にしたり、笑い合ったり、喜び合ったりと共有することを強く求めます。そして、自己主張の強い時期でもあるので、集団の中ではケンカがおこることもあります。しかし、このケンカを繰り返し、立ち直りながら、子どもは友達の存在の重さを知り、仲良くしていくためのゆずり合いや、相手への思いやり、自己抑制力などが身についていくのです。
4才 4才児はグループ遊びの時期と言われています。団結心が生まれてくるのです。みんなで遊んでいる時もルールが理解できるようになります。だから、ルールや約束を守れない友達に対して,はっきり非難するようになります。やがて思いやりやいたわりの心が芽生え、友達同士で共感するようになってきますよ。
5才 まわりの大人の評価によって形成されるのが『自己肯定感』です。母親に受容され、ほめられて育った子どもは自分に価値観をもち、自分のいいところを人にも言えます。客観的に自分のことも認知できるようになってきます。『自己肯定感』は、これからの人生において苦難や挫折を乗り越える時に大切なものです。「自分が好き!自分はこれでいいんだ。」と思えるだけで救われるものですよ。